車を売却する際に気になるのは、査定額です。
この車の査定、実はちょっと気をつけるだけで、その額をアップさせることができます。知って得する車の査定額アップ、それを行う手引きをご紹介いたしましょう。
基本中の基本!車を綺麗にして売る!
汚い車は査定価格が下がる傾向あり
車を売る際に、まず気をつけておかなければならないのが、その車を綺麗にしておくことです。
なぜ車を綺麗にしておくべきなのか?それは、汚い車ほど査定額が下がる傾向があるからです。そのため、車を高く売る基本として、車を綺麗にしておく必要があります。
車の売却値段を決める際の交渉で、汚れを理由に値段を下げてこられる可能性が高いです。また、車内の汚れによるイメージから、車も手荒に扱っていると思われて、査定価格を下げられることも起こり得ます。
このような点からも、高い値段で車を売りたいならば、車を綺麗にしておくようにしましょう。
査定額を上げるために綺麗にするポイント
査定価格を高くするために、車を綺麗にしたいと思っても、車の全てを綺麗にしていたのでは大変です。
できればポイントを押さえて、最低限必要な部分だけを綺麗にしておきたいですよね。
最低限、ここだけは綺麗にしておいた方が良いポイントとしては
・車内マットの清掃
・トランクに乗せている不要なものの掃除
・自動洗車機などで外装の清掃をする
・車内アクセサリーの取り外し
などが考えられます。
上記で紹介したポイント以外にも、自分から見て「ここが気になる」という部分があれば、そこも綺麗にしておきましょう。その心がけが、査定価格に反映されてきます。
保険証や整備の記録、説明書などの書類があると査定額アップ
自賠責保険は査定額に上乗せできる
車を売るときには、その車に関係した各種の書類を用意しておきましょう。それによって、査定価格が上がる可能性があります。
その必要書類の一つとしてあげられるのが、自賠責保険の保険証です。自賠責保険とは、公道で車を走らせる際に必ず入っておかなければならない強制保険になります。ですので、放置していた車では無い限りは、必ず自賠責保険に入っています。
この自賠責保険は、保険期間が残っている分を査定額として上乗せしてもらうことができます。もしも保険証が無い場合、この査定価格の上乗せはしてくれないことがあります。
ですので、自賠責保険の保険証は失くさないように、そして売却の際には必ず良いするようにしてください。
整備記録・説明書は査定時の重要なアイテムとなる
車には定期的に整備をしたことを記録する整備記録や、車そのものの取り扱い説明書があります。
これらのはとても重要なアイテムですので、査定価格を上げるためには必須です。
整備記録に書かれた内容は、自発的な点検が多い場合、丁寧に車を扱っていると評価されます。
また、説明書もよく開けた形跡があれば、車に気を使っていると評価されたり、多く開いている形跡のあるページから車の不具合の箇所などを推測されます。
このように、整備記録・説明書なども、査定前には絶対に用意しておきましょう。
査定額をアップするために身に付けたい交渉術
売りたいという意志を明確にアピール
車を売る査定は、絶対的な基準が決まっているわけではありません。ですので、査定時に交渉をすることによって、売却価格は高くなる可能性があります。それゆえに、車を査定する際の交渉術を身につけておく必要があるのです。
その交渉術の一つとして、一番大切なのは、車を売りたいことを明確にアピールすることです。車を売る意志が曖昧だと、査定士からの印象は良くなく、低い金額で見積もられてしまうケースが多いことが理由です。
このようなことが無いためにも、査定開始時に「自分が納得する金額を提示されれば絶対に車を売る」という前置きや意志をハッキリとさせましょう。
複数の買取会社で査定してもらう
中古車の業界ではない人からすれば、自分の車の売却価格の相場はわかりません。そのため、査定時に足元を見られて、低い値段で買い取られてしまう可能性があります。
このような危険を防ぐためには、複数の買取会社に査定してもらうことが考えられます。
複数の会社に査定をしてもらうと、他社との比較ができますし、感覚的に自分の車の買取価格の相場も分かってきます。これらの要素は、査定価格の交渉時にとても有利に働きます。
できるだけ多くの会社から見積もりは取っておきたいですが、難しい場合は最低でも2社から査定と見積もりを取るようにしてください。
詳しくはこちらの記事へ→やってはいけない!車の売却の注意点その2:心理編
まとめ
車を売る時には、今回ご紹介したような様々な気をつけるべきポイントがあります。
これらに注意をして、できるだけ高く、自分が満足できる価格で愛車を売るようにしてください。